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油田遺跡(あぶらだいせき)は、山梨県南アルプス市田島字油田にある遺跡。弥生時代、古墳時代、平安時代の集落遺跡。 == 立地と地理的・歴史的環境 == 所在する南アルプス市田島は甲府盆地西部、釜無川右岸の西郡地域に位置する。釜無川と巨摩山地から東流する滝沢川・坪川の形成する複合扇状地上の扇端部に立地する。標高は260メートル付近。周辺は釜無川の氾濫原であり、湧水の多い沖積低地。 釜無右岸地域では東から巨摩山地・市之瀬台地、滝沢・大坪川扇状地、釜無氾濫原の沖積地と特徴の異なる地形が連続し、各時代の考古遺跡が分布している。旧石器・縄文時代の集落遺跡は山地・台地と扇状地との境界傾斜地に分布し、扇状地への進出傾向が見られる。弥生時代には遺跡数が増加し、六科丘遺跡、長田口遺跡など山地・台地に立地する集落遺跡のほか、十五所遺跡、二本柳遺跡など扇状地の扇央部、扇端部へ立地する遺跡も出現する。油田遺跡はさらに低位に進出した集落遺跡で、南西の大師東丹保遺跡など周辺には同時期の遺跡が見られ、稲作の開始と連動した変遷であることが指摘されている。 古墳時代には台地や扇状地に六科丘古墳、物見塚古墳、鋳物師屋古墳など6世紀代の後期古墳が出現し、沖積地でも埋没した円墳が見られる。平安時代には再び集落遺跡が増加し、田島地区では埋没条理も発見されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「油田遺跡 (南アルプス市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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